ストリートピアノ

 ストリートピアノ(street piano)とは、
街中・街角に設置された誰でも自由に弾けるピアノの通称をいう。
音楽を通じて人と人のつながりを生み出すといった趣旨を込めて設置されている。
心の安らぎを求め2019年(平成31年〜令和元年)現在、
静かなブームが起こり、日本国内でも徐々に設置場所が増加傾向をたどっている。


ストリートピアノの概要

 現象的に観察すると、
通りがかりの人がピアノを弾き、それを聴いた通行人が足を止め会話が生まれたり、
時に他の楽器を持ち合い合奏するなどといった、
音楽を通じた偶然の出会いやコミュニティが生まれる光景が
ストリートピアノの周りに生じる。
特に日本では、このようなストリートピアノを切っ掛けとした、
庶民による平和的音楽活動から、街の活性化を図ることを目的とすることが多い。

 ピアノ設置場所が、駅の場合は駅ピアノ、空港の場合は空港ピアノ、
都道府県市町村施設内に設置されると各自治体ごとの呼び名などと、
統一的名称は定まっていないが、これらを総称して、ストリートピアノと呼んでいる。
なお英語圏ではstreet pianoが正しい表現として用いられる。


 2008年(平成16年)にイギリスから始まった世界規模のストリートピアノプロジェクトとしては、
「Play Me, I'm Yours」が有名。
この世界的規模のプロジェクトに倣い、
近年、日本でも「ストリートピアノJAPAN」や「株式会社 マハミュージックジャパン」が
ストリートピアノの数を増やす活動を行っている。


 常設のストリートピアノとしてはアジア・日本で初めて
2011年(平成19年)、鹿児島県鹿児島市一番商店街で、
日本初のストリートピアノが設置されてから、
次々と九州地方各地に常設のストリートピアノが多数設置される。
その後、東北地方、北海道地方へと多数設置場所が点在的に増加。
結果的に日本列島を南・北から設置数が増加するという形になり、
現在、日本でも静かなブームを呈し始めている。
この静かなブームに相対的に乗り遅れた首都圏でも、設置数がようやく増加し始めた。






ストリートピアノ
立川広己画伯作『ピナイサーラの滝』
立川広己画伯作『浮遊する物体』
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2019(令和元)年11月24日(日)
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